22/1/30「コロナ禍のこどもの食事」
22/01/30 17:16 
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「コロナ禍のこどもの食事」

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日曜日の夕暮れ時、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

おこさん達は日々成長していきますが、
その成長には
バランスのとれた食生活が必要です。

国立成育医療研究センターが2020年12月に、
全国の小学5年生・中学2年生のいる
1551世帯を対象に、
「新型コロナウイルス感染症流行期前後における
 親子の食事と健康に関する実態調査」
を実施しました。

その結果、
2020年4〜5月の緊急事態宣言中はその前後に比べて、
『バランスのとれた食事』
(「肉・魚・卵」と「野菜」を両方1日2回以上含む)
をとれているこどもの割合は低下していました。

また、
同研究センターの上記とは別の調査によると、
コロナ流行前の2019年度と比較し2020年度では、
神経性やせ症の患者数が増加していることが
判明しました。

肥満の割合も増えていますが、
食事を食べられなくなるこどもの割合も増えています。

同研究センターでは、
神経性やせ症の患者増加の背景には、
緊急事態宣言や学校の休校などの
生活環境の変化によるストレス、
感染対策のために家に引きこもっていること、
行事などのアクティビティが中止になったこと、
友だちに会えないこと、
新型コロナウイルス感染症への不安
などがあると推測しています。

成長には欠かせない栄養。
おこさんの食欲や体重にも
目配りをして参りましょう。