16/10/17「乳幼児栄養調査〜そのA」
16/10/17 20:08 
▼タイトル
「乳幼児栄養調査〜そのA」

▼本文


10月9日以降、
熊本市の最高気温は25℃前後を推移していて、
だいぶ秋らしさを感じていました。
しかし今日の最高気温は29.8℃。
冷房を作動させました。
予報では今週木曜日頃まで気温は高めの模様です。
室温・衣服調整をこまめに行いましょう。

さて、
平成27年度に厚労省が実施した
「乳幼児栄養調査」の結果の続きです。

離乳食に関する状況について。

@離乳食の開始時期
「6か月」の割合が44.9%と最多。
H17年よりピークが1か月遅くなった。
H19年に厚労省が策定した『授乳・離乳の支援ガイド』では、
離乳食の開始時期を生後5,6か月頃としています。

A離乳食の完了時期
「13〜15か月」の割合が33.3%と最多。
H17年のピークは12か月。

B離乳食について困ったこと(回答者:0〜2歳の保護者)

第1位;作るのが負担、大変 33.5%
第2位;もぐもぐ、かみかみが少ない 28.9%
第3位;食べる量が少ない 21.8%
第4位;食べ物の種類が偏っている 21.2%
第5位;食べさせるのが負担、大変 17.8%
第6位;乳汁と離乳食のバランスがわからない 17.1%
第7位;食べるのをいやがる 15.9%

約75%の保護者は、
離乳食について何らかの困りごとを抱えている。

C離乳食について学ぶ機会
進め方について学ぶ機会があった 83.5%

Dどこで(誰から)学んだか

第1位;保健所・市町村保健センター 67.5%
第2位;育児雑誌 41.3%
第3位;インターネット 27.8%
第4位;友人・仲間 26.8%
第5位;あなたの母親など家族 26.7%

おこさん一人一人に個性があるので、
離乳食の進め方も画一的なものではありません。
離乳食の進め方への反応もそれぞれ異なるので、
強制せずに無理のない進め方で、
また離乳食の内容や量も
個々にあわせて進めていくことが大切です。

生活リズムを身につけて、
食べる楽しさを体験して
「食べる力」を育んでいきましょう。

保健センターでは、
離乳食についての栄養相談も行っていますので、
お気軽にお尋ねください。