16/8/25「体力・運動能力調査」 16/08/25 19:27 ▼タイトル 「体力・運動能力調査」 ▼本文 平成27年度熊本県児童生徒の体力・運動能力調査報告から。 新体力テストの過去10年間の調査結果の推移を解析してあります。 調査対象となった小学2、4、6年について。 *小学2年 H26年度までは全体的に体力・運動能力はやや向上。 H27年度は上半身の筋力を必要とする 握力、立ち幅跳び、ボール投げでの低下が深刻。 →投げたり跳んだりする全身を使った運動遊びを行いましょう。 *小学4年 全体的に体力・運動能力はやや向上(特に女子は良好)。 ボール投げ、特に男子の低下が深刻。 →「多様な動きをつくる」時期。多種多様な運動を経験しましょう。 *小学6年 全体的に体力・運動能力はやや向上(特に女子は良好)。 ボール投げの低下が深刻。 →投げる運動を多くしましょう。 この結果から、 近年投げる能力が低下傾向のようです。 ボールを投げる動作のおよその発達段階は以下のようです。 @転がるボールを手に取り、相手に転がす(1歳半ば頃) A下手投げで、相手にボールを投げる(2歳半ば頃) B上手投げで、相手にボールを投げる(3歳頃) Cボールを投げて的に当てる(3歳後半頃) D上手投げで放物線を描くようにボールを投げることができる(4歳頃) E投げられたボールをキャッチする(4歳半ば頃) 上記は一応の目安で個人差はあるそうです。 おこさんの発達段階を踏まえた投げ方で無理なく教えてあげましょう。 リオオリンピックで日本は、 41個のメダルを獲得し、 入賞総数も最多で88種目に及んだそうです。 勿論、 頑張ってオリンピック選手を目指しましょう、 といっているわけではありません。 生活習慣病、 ロコモティブシンドロームなどの病気を予防し、 健康な生活をおくれるように、 ある程度の体力・運動能力は必要です。 今日から学校は2学期に入りました。 体力向上にも目を向けていきましょう。 当院は、 今週末は休診させていただきます。 大変ご迷惑をおかけします。 病気の際には、 近隣の医院を受診なさってください。 それでは皆様どうぞ良い週末をお過ごしください。 |