16/1/3「疲労骨折」
16/01/03 22:12 
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「疲労骨折」

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新春恒例の箱根駅伝が行われ、
青山学院大学が二連覇を果たしました。
箱根の山登りの5区を走った
青学大の神野大地選手は、
昨年大腿骨を疲労骨折したそうです。

疲労骨折は、
骨の同じ部位に繰り返し加わる小さな力によって、
骨にひびが入ったり、
ひびが進んで完全な骨折に至った状態のことです。

選手側の要因
・筋力不足
・アンバランスな筋力
・未熟な技術
・体の柔軟性不足

環境側の要因
・オーバートレーニング
・選手の体力や技術に合わない練習
・不適切なシューズ
・練習場が固すぎたり、柔らかすぎる

一番発生しやすいのは、
足の甲の内側から2番目の骨である
第2中足骨(足の甲の最も長い骨)だそうです。
次いで脛骨(すね)、肋骨の順です。

局所を安静にすることでほとんどが治るようです。

過度なそして単調で画一的なトレーニングは避けましょう。
おこさんの場合は成長するので、
靴のサイズも適切なものをその都度選ぶ必要があります。

平成27年版子供白書(内閣府)によると、
小中学生の1〜2割は1週間を通して
ほとんど運動していないとのことです。

骨の成長には適度な圧力が骨に加わることが必要です。
過度だと骨折につながるので、
できるだけいろんな運動を適度に取り入れましょう。