14/11/25「児童虐待防止推進月間」
14/11/25 20:23 
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「児童虐待防止推進月間」

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11月は児童虐待防止推進月間です。

以下、平成24年度の統計です。

児童虐待相談の対応件数は66,701件。
平成2年度は1,101件でしたので、
そのおよそ60倍増加しています。

児童虐待によって死亡したこどもは58人。
ここ8年間は約50〜70人前後で推移しています。
死亡したこどもの4割強は0歳児。

*虐待の種類
身体的虐待35.3%
心理的虐待33.6%
ネグレクト28.9%
性的虐待2.2%

*虐待者
実母57.3%
実父29.0%
実父以外の父6.2%
実母以外の母0.8%

*虐待を受けたこどもの年齢構成
小学生35.2%
3歳〜学齢前24.7%
0歳〜3歳未満18.8%
中学生14.1%
高校生等7.2%

厚労省が掲げる課題です。

@発生予防
虐待に至る前に、気になるレベルで適切な支援が必要

A早期発見・早期対応
虐待が深刻化する前に発見・対応する

Bこどもの保護・支援、保護者支援
こどもを一時保護し、親子再統合に向けた保護者の支援

今年の推進月間標語(全国から応募した中の最優秀作品)
「ためらわず 知らせてつなぐ 命の輪」

児童虐待を受けたと思われるこどもを発見したら、
児童相相談所に連絡しましょう。
こどもを守るとともに、
子育てに悩む家庭の支援にもつながります。
(相談・通告は匿名でも可能で、秘密は守られます)