14/10/30「麻疹・風疹ワクチン」
14/10/30 19:57 
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「麻疹・風疹ワクチン」

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先日の高平台小学校での就学前健診で
予防接種歴をみましたが、
まだ麻疹・風疹ワクチンの
第二期を済ませていないおこさんがいました。

今年は5月頃までは麻疹の発生がここ数年に比べて多く、
感染拡大が懸念されましたが、
その後は徐々に減少し、
ここのところ全国で週当たり1〜5名の発生です。

麻疹については日本では昭和30年代ごろまでは、
年間数千人の死者がでていました。
その後は徐々に減少しましたが、
昭和50年代半ばまでは年間数百人が死亡していました。
昭和53年から予防接種が施行されましたが、
平成6年までは60〜70%台の低い接種率でした。
平成6年に予防接種法が改正されてからは
接種率は90%以上となりました。

平成25年の麻疹・風疹ワクチンの接種率の
全国平均は第一期95.4%、第二期93.0%
熊本県は第一期92.6%、第二期97.3%でした。

95%以上の接種率でないとウイルスを排除できないと
言われています。

麻疹・風疹ワクチンは、
1歳と就学前(年長児)の2回接種することになっています。
まだ済んでいないおこさんは早めに接種しましょう。