14/10/14 8:36
▼ﾀｲﾄﾙ
「体力と睡眠」
▼本文
昨日は体育の日でした。
しかし台風の影響で、
外で運動はできない状況でした。
文部科学省から、
平成25年度
全国体力・運動能力、運動習慣等の調査結果
が報告されました。
小学生の結果をみてみます。
＊睡眠時間と体力合計点の状況
・男子
睡眠時間6時間未満；51.8点
睡眠時間6〜8時間未満；53.6点
睡眠時間8時間以上；54.4点
・女子
睡眠時間6時間未満；52.7点
睡眠時間6〜8時間未満；54.7点
睡眠時間8時間以上；54.9点
点数が高いほど運動能力は高いので、
男女ともに睡眠時間が長いほど、
運動能力は高い結果となりました。
ちなみに、
睡眠時間が8時間以上の児童は、
男子51.1％ 女子53.6％
睡眠時間が6時間未満の児童は、
男子7.6％ 女子4.9％
睡眠時間と運動時間の関係は
調査されていないようですが、
＊運動部・スポーツクラブに所属の有無別の体力合計点
・男子
有；55.7点 無；49.0点
・女子
有；57.3点 無；52.3点
と所属している児童の方が
男女ともに運動能力は高くなっています。
日頃運動している児童は、
その分身体は疲れるので睡眠時間は必然的に
より長くなるでしょう。
つまり、
運動している児童＝睡眠時間が長い
運動している児童＝運動能力が高い
よって、
睡眠時間が長い＝運動能力が高い
が成り立つと思われます。
＊1日のテレビ視聴時間と体力合計点
・男子
1時間未満；55.1点
1〜2時間未満；54.6点
2〜3時間未満；53.9点
3時間以上；52.6点
・女子
1時間未満；55.0点
1〜2時間未満；54.9点
2〜3時間未満；54.7点
3時間以上；54.1点
男女ともに視聴時間が短いほど
運動能力は高くなっています。
運動している児童は必然的に
テレビ視聴時間は短くなると思われます。
誰もが運動部・スポーツクラブに所属する必要はないし、
それは無理なことです。
ただし、
外遊びで体を動かす、
車などの交通手段を使わずに歩く、
階段を利用する、
家庭内で体を使ったお手伝いをする、
などで体力を補うことはできます。
テレビ等のメディア視聴時間、
体を日々どれぐらい動かしているか、
睡眠時間がどれくらいか、
見直してみましょう。