13/9/3「日本脳炎注意報」
13/09/03 19:51 
▼タイトル
「日本脳炎注意報」

▼本文


先日、
発達障害を持つおこさんの
理解と対応についての
講義を聴きました。

発達障害は
目に見えない障害のために
理解されにくい
ことがあります。
知能の遅れは
ないようにみえますから
周囲からは普通に行動し、
学習し、
当たり前に振舞うことを
期待されます。

しかし、
様々な目に見えない
不得手さを
抱えているために
できないことが
多いのです。

保護者や教師にとって
困ったこどもに
うつりますが、
困っているのは
こども達なのです。

そういうおこさん達は
定型的な発達をしている
こども達に比べて
おおざっぱに言うと
凸凹な発達をしています。
同じ診断名であっても
一人一人の凸凹の様相が違い、
それぞれが個性的です。

原因は
生物学的・脳神経学的な
機能の発達が
不十分であるため
と考えられています。
保護者の育て方
によるものではありません。

発達障害のおこさんは
自分の行動を
なかなかすぐには
コントロールしにくいです。
どうしてもいちいち
大人が指示をださなくては
ならなくなります。

1回2回の指示では
言うことを
聞けないこどもに、
たいてい金切り声や罵声、
時には手を
あげたくなるものです。
なかなか指示に
従えない時には
制限(罰)を与えなくては
なりませんが、
その前にこどもの協力を
得られやすい
上手な指示の出し方を
身につけましょう。

そのやり方は、
どのおこさんにとっても
適切な指示の出し方です。

具体的なやり方は
次回お伝えします。

さて、
9月2日付で
熊本県は
日本脳炎注意報を
発令しました。
8月27日の検査で
ブタの
日本脳炎抗体保有率が
60%となり、
2週間以内に
感染したブタが
6頭検出されました。

昨年の全国での
患者発生数は2名で、
内1名は
熊本県内の方です。
まだまだ注意が
必要です。

本日の熊本市の
最低気温は19.4℃
最高気温は24.4℃。
急に涼しくなりました。
喘息発作がおきやすく
なっています。
喘息の方は
予防につとめましょう。