13/05/07 20:38
▼ﾀｲﾄﾙ
「成長曲線」
▼本文
5月5日は
こどもの日でした。
お子さんはすくすくと
心身ともに
成長なさっていますか。
平成24年度
学校保健統計調査による、
8、11歳の身長･体重を、
祖父母世代、父母世代と
比較しました。
<平均身長(cm)>
8歳
昭和23年生まれ
男121.0 女120.1
昭和48年生まれ
男127.0 女126.3
平成15年生まれ
男128.2 女127.4
11歳
昭和20年生まれ
男135.0 女136.3
昭和45年生まれ
男142.8 女145.0
平成12年生まれ
男145.0 女146.7
<平均体重(kg)>
8歳
昭和23年生まれ
男22.8 女22.4
昭和48年生まれ
男26.1 女25.6
平成15年生まれ
男27.1 女26.3
11歳
昭和20年生まれ
男30.2 女31.3
昭和45年生まれ
男36.1 女37.4
平成12年生まれ
男38.2 女38.9
身長･体重ともに
祖父母世代に比べて
父母世代が大きく増加し、
父母世代と
現在の子世代を比べると、
若干子世代の増加が
みられます。
さてお子さんの成長は、
身長･体重ともに
バランスよく
増加していますか？
それを知るためには、
成長曲線を
利用しましょう。
母子手帳には
就学前までの
お子さん用の成長曲線が
記載されています。
それ以上の年齢の
お子さんについては、
ネットで検索して
ダウンロード
できますので
ご利用ください。
身長･体重の計測値を
プロットしていき、
どういう成長を
しているのかを
追っていくことは
大切です。
肥満･痩身傾向、
何か成長に影響する
病気が隠れていないか、
心の病気
(摂食障害、発達障害など)
が潜んでいないか、
などを知る
てがかりになります。
病気や予防接種で
来院された際に
身長･体重を計測して、
成長曲線に
記録していきましょう。