13/2/8「インフルエンザO」
13/02/08 19:32 
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「インフルエンザO」

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今日は冬の寒さが
舞い戻ってきました。

熊本県の
1/28〜2/3の週の
インフルエンザ報告数は
前週よりさらに増加し、
定点一医療機関あたり
26.10(前週22.40)で、
天草、山鹿、
宇城、菊池は
警報レベルです。
他の地域も
増加しています。
0〜14歳で約60%を
占めています。

2月6日付の
国立感染研発表の
1/28〜2/3の週の
全国のインフルエンザ
感染状況は、
日本全国が
警報レベルです。

発生数上位11県の中に
九州では、
長崎、鹿児島、
沖縄、宮崎、福岡
の順で入っています。
ちなみに
定点一医療機関あたり
長崎43.33、
福岡40.54です。
全国的には
熊本はまだ
少ないほう
ではあります。

しかし、
まだまだ発生は
続いていますので
感染予防に
つとめましょう。

それから、
以前にも
お伝えしましたが、
昨年から
20〜30代の男性を中心に
風疹が発生していますが、
今年に入ってからも
発生は続いていて、
今のところ、
昨年をさらに
上回るペースです。
熊本でも
今年発生しています。

そして発生が
危惧されていた
先天性風疹症候群が、
2012年5件、
そして本年度1件
報告されています。

免疫のない妊婦が
妊娠初期に
風疹にかかると、
風疹ウイルスが
胎児に感染し、
出生児に
先天性風疹症候群と言われる
障害を
引き起こすことがあります。
症状としては、
先天性心疾患、難聴、白内障、
発育遅滞、精神発達遅滞
などなどの
多彩なものがみられます。

流行が続く限り、
この病気の発生が
懸念されます。

過去の妊婦健診で
風疹抗体価が低かった方、
風疹にかかってない、
あるいはかかったかどうか
不明の方、
ワクチン接種歴のない、
あるいは不明の方は、
ぜひワクチンを
接種なさってください。

明日も冷え込む模様です。
どうぞ暖かくして
お過ごしください。

お休み中は
できるだけ
人混みは避けましょう。