“メディア漬け”で外遊びが減り、
エアコンの効いた部屋で過ごす時間が多くなるにつれて、
これまで年齢が上がるのに伴って自然に発達すると考えられていた
自律神経系の機能にも異変が見られるようになっています。
“子どもは風の子”といわれるように、
古来子どもたちは厳冬期でも寒風の中を駆け回り、
真夏の太陽の下で汗を流してきました。
そうした生活の中で血圧や体温を調整する「自律神経」も
小学6年生ごろまでに大人並みに発達するものと考えられてきました。
強弱のコントラストのある生活が「自律神経」を鍛えていたのです。