Vol.9「事故予防のポイント〜その2」

◆おぼれる◆
 鼻と口をおおうだけの水があれば、おぼれる事故は発生します。
あかちゃんは、バケツ、洗濯機、便器の水でもおぼれます。浴槽でおぼれる事故はあとをたちません。
“伝い歩き”が始まる10ヶ月頃から 多くなります。
親と入浴中に、気づいたらあかちゃんが浴槽に転落しておぼれていた、ということもあります。
特に“浴槽のふちと洗い場の高さが50cm未満”の場合は転落の危険性が高くなります。

・お風呂の残し湯は必ず抜きましょう。

・お風呂場にカギをかけましょう。やけど、転倒などの危険もあります。

・入浴時はこどもより先に入り、あとから出ましょう。数秒でもひとりだけにしないでください。

・浴槽のふたは頑丈なものを使用しましょう。ふたに登ってふたがたわんで浴槽に落ちたり、ふたのすきまから落ちることもあります。

・洗濯機のまわりに踏み台になるものを置かないようにしましょう。つけ置き洗いのバケツや洗面器の水を放置しないことも大切です。

・トイレのドアは必ず閉めましょう。水洗トイレの便器に頭から落ちておぼれる事故もあります。