Vol.8「事故予防のポイント〜その1」

@異物を飲み込む
 
誤飲のワースト1はたばこ、次いで医薬品です。
乳幼児の口に入るものは何でも対象になります。

誤飲事故につながるものは、お子さんの手が届かない場所 (床から高さ1m以上)に保管しましょう。
また テーブルクロスを引っ張り、落ちたものを誤飲したり、1歳半頃からは踏み台に登って興味のあるものを取ることがあります。

“テーブルクロスは使わない”
“踏み台になるものは置かない”
など 心がけるようにしましょう。

Aのどにつまる
 
食べ物がのどにつまる窒息事故は、瞬時に発生し、死亡するケースも少なくありません。 また、飲み込んだ物が気管支にはいると、呼吸困難・肺炎などを起こす可能性があるので、すぐに受診する必要があります。

小さなお子さんは、かんだり飲み込んだりする機能がまだ十分に発達していません。 のどにつまりやすい大きさのものは与えないようにして、食べ物は小さく切ったりやわらかく調理して、ゆっくり食べさせましょう。

気管支異物で最も多いのは『ピーナッツなどの乾いた豆類』です。これらを含む “せんべいやチョコレート”なども 上手に噛み砕けるまでは、与えないようにしましょう。

寝ながら、歩きながら、食べるのも危険ですし、乗り物の中では 『豆、あめ類』を与えないようにしましょう。