しかし、いきなり1日の流れを
大きく変えるのは難しく、
なかなか長続きしません。
気楽にかまえて、
『これならできる』という
一点から切り込んでみましょう。
たとえば、
“夕食だったら早くできる”
というのであれば、
そのぶん就寝が早くなります。
すると、起床も自然と早まるんです。
夕食を早く食べたので、
朝食もすんなり食べられる。
朝から元気に活動できるんですね。
こんな具合に、
どこか一点が変われば、
ほかも自然についてきます。
家庭のスタイルによりますが、
いつの間にか就寝と起床は早まってきます。』
(前橋先生)

“起床” “朝食” “午前の遊び”
“昼食” “お昼寝” “午後の遊び”
“夕食” “就寝”
1日の流れの中で、
どれかひとつだけ
時間を変えることならできそうです。
もしうまくいかなかったら、
ほかの一点を試してみましょう。
元気に、意欲的に活動できるように、
大人は子どもが本来持つリズムを応援し、
大切にしてあげましょう。
車で通園していた幼稚園児が、
徒歩に変えただけで運動量が倍近く増えた
というデータもあります。
『運動刺激』から入ることも
効果が高いですよ」